ミュージカル キャバレー

17.1.28 ソワレ CABARET KAAT 神奈川芸術劇場 ホール

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 3階席下手側B5列、ほぼ最後方の座席での観劇。もともと観劇予定無かったが、長澤まさみのエロティックなポスターが気になっていたのと、ミュージカルファン以外からの評価が高いらしいことから急きょ観劇。チケットが高騰しているらしいのも期待大。これも長澤まさみのエロ効果か。ゲネプロの衣装はこれじゃない感満載だったが、舞台映えしていた。最後方だからかエロさや下品さは感じず。

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 冒頭、エムシーが脱ぎたがっちゃう女の子を止められず?からおっぱいとお尻を出すシーンがあるが、3階席からはよく観えない。短期公演ということもあるが、3階席でもA席設定の10,000円。すべての列にまるで1列目のような手すり付き。そのおかげで観づらい。角度も急でC席設定の3,500円程度の席では?周りにはエロ目的で普段観劇しないような人を散見。自分もそう見られてるんでしょうが。観客は他ミュージカルと比べるとやや男性率高いかも。そのような層が期待するようなエロシーンが冒頭以外それほどでもないからか、というか観劇慣れしていない層が明らかに多く、上演中に缶ビール飲んでたりスマホ見てたり・・・石丸さんの客いじり、インフルエンザ→「帰って」じゃないが、帰って!!

 今回の観劇では劇団四季「オペラ座の怪人」の座席確認の意味も。劇場天井は高く、シャンデリアが上がっていくのは1階席から観劇したら壮観か。その反面、3階席からだと、シャンデリアが邪魔に感じそう。エンジェル像も設置できそうだが、ファントムがそこまで登る舞台機構にはなっていないでしょうし。オケピも無い?座席潰して生オケにしてくれるんでしょうか。そういえば、劇場前は早くも「オペラ座の怪人」仕様。劇中もアドリブなのかオペラ座にふれていました。チラシはなかったと思うが。どうせなら、石丸さんにもラウルネタやってもらいたかった。が、撮影が入ってるからできなかったのか?もしかして映像化するのかな。ただの資料映像とは思えないカメラであったが。映像化するとおっぱいのシーンがある舞台という意味では貴重かも。内容的には?

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 石丸幹二さんがひとり「ジョーカー」のよう。このまま「The Dark Knight」ミュージカル化できそう。ナチスがらみのところでタバコを吸うシーンは立っているだけで鳥肌もの。舞台セットとサックス演奏では「思い出を売る男」。意識的に演出したんでは。初見なんで、オリジナル演出知りませんが。石丸さんの歌は別格。というか、あえて全体的に演技派を揃えてきたんでしょう。処女という奇病・・・とか引っ越し→シバくぞとかちょっと前の時事ネタ?的なのも突っ込むのは松尾さん演出。オーケストラだって意外に美しい。オケの人も演技したりキャバレー的な衣装。この演出は素晴らしい。オケの女性比率高く、露出も高い。

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 帰りに中華街に寄れるのがKAATの魅力。ソワレだと22時前ですが。

男性アンサンブル 女性アンサンブル
サリー・ボウルズ 長澤まさみ 片岡正二郎 丹羽麻由美
エムシー 石丸幹二 花井貴佑介 香月彩里
クリフォード・
ブラッドショー
小池徹平 羽田謙治 谷 須美子
ミスター・シュルツ
マックス
小松和重 齋藤桐人 エリザベス・マリー
エルンスト・
ルートヴィッヒ
村杉蝉之介 乾 直樹 田口恵那
ミス・コスト 平岩 紙 楢木和也 永石千尋
ミス・シュナイダー 秋山菜津子 船木 淳  
  笹岡征矢  
  岩橋 大  
     
  演 出 松尾スズキ
 
  指揮
アコーディオン
八木淳太


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