コーラスライン ACL

16.5.7 ソワレ 自由劇場

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ヴァルの三平さん目当てで行ったが今日のベストはポールの独白。斎藤洋一郎さん。千秋楽まで1週間となったこの日、コーラスダンサーの悲哀が凝縮。オーディションからオーディションへ。明日舞台に上がれるかは分からない。ジプシーダンサーの人生。ポールのいなくなった舞台上で展開されるディアナの「愛した日々に悔いはない」。自分の人生に悔いはないと言えるか。

フィナーレ「ONE」で斎藤さんがカップルがいないから?上手に一度捌けて、再度カットインしセンターで踊り始めるところは泣かずにはいられない。

自分の人生のレールは続いていると思っていたが、最近そうではなかったことが分かった。まるでポールのよう。自分だけはと誰もが思う。生きた日々に悔いはないと言えるために進むべき道を思う。

ポールの次にこの日目を引いたのはファーストメンバー、トリシアの中村ひかりさん。キャストボードにはファーストメンバーも名入りで表記されていますが、このブログではアンサンブル表記している役者。「I HOPE I GET IT」でファーストメンバー唯一チビソロがある役。

舞台上手でY字バランス?しながらチビソロ歌う人。ザックに最初に絞られてしまうところの場面、中村さんの期待に満ちた表情から絶望に変わるところ。オーディションの落ちざまが素晴らしい。その後のラインの17名を引き立たせていた。次の公演ではぜひディアナ、コニー、マギー、ビビ等に挑戦してもらいたい。

今日は観客のノリが良い。ソワレはリピーターが多い感じか。初見と思われる大学生の団体もノリが良い。「みんな私の胸をみてるんでしょ」ってヴァルに言われなくてもマークのようにおっぱいガン見でしょうね。

千秋楽に向けてマニア集合。ところで三平さんは「ノートルダムの鐘」エスメラルダになるんでしょうか。発表ありませんね。ラ・アルプ今月号の三平さん、いまいちですね。ヴァルのように髪アップのほうがかわいい。

最初のソロ曲マイク沖田君の「I CAN DO THAT」アクロバティックな演技。みんな待ってましたというくらいの拍手。私も待ってました。ラインの他16名のコーラスダンサーの表情も素に見えるほど。

先週の観劇からはアルが変更。先週はマチソワでバンザイで観劇した小原さん。先週マチソワしたときのライオンキングのカーテンコールでは結構ハイエナっぽく怖がらせるサービス。急に変更になったのは川口さんの体調不良か。

ボビーが最近やたら気になる。丹下博喜さん。完全にハマっている。 テキトーさの中にある信念のようなものが滲み出る。特に最初の自己紹介「~3世」の3世の言い方最高。ファーストメンバーと一緒に落ちた演技も最高。こんなこと言ってるとポールやグレッグのようにゲイだと思われそうだが、リチー同様男です。

さあ、次はスカットルかルミエール。

   アンサンブル
ザック田邊真也 肥田晃哉
ラリー政所和行 カイサータティク
ダ ン中村 厳 田邊祐真
マギー和田侑子 松下湧貴
マイク沖田 亘  柴本優澄美
コニー髙野 唯 田原真綾
グレッグ塚田拓也 中村ひかり
キャシー井上佳奈   
シーラ恒川 愛  
ボビー丹下博喜  
ビ ビ大橋美絵  
ジュディ川井美奈子  
リチー深堀拓也  
ア ル小原哲夫  
クリスティン小坂華加  
ヴァル三平果歩  
マーク大村真佑  
ポール斎藤洋一郎  
ディアナ町真理子  

 

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