A CHORUS LINE コーラスライン

15.11.8 自由劇場


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旅公演で家の近くに来てくれるのに、仕事の都合で開演に間に合いそうもないので雨の自由劇場へ。地元の会場は大きすぎてダンサーの息遣いが届きづらいが、自由劇場は適度に狭くよりオーディションの緊張感が伝わってくる。

コーラスラインは自由劇場での観劇がおすすめ。ではあるが、やはり地元公演には行きたい。臨時休業したい。が、ポールのように仕事したくてもできないことを思えばここは仕事だ。

演出家ザックのダンサーオーディション。ラインの上に並ぶためのダンサーの生き様。最後にラインに並ぶ者はまるで、一昨日発表された合格率2.6%の社会保険労務士試験を突破した者のよう。履歴書に書いていないことを話してもらおうと演出家ザック。ホモ、性病、ブス、音痴、年、チビ、おっぱいが無い等それぞれ悩みを抱える人生。これはダンサーの物語ではあるが、人生そのものを感じさせる。

2時間半休憩なしというのもそのための演出なんだろうか。久しぶりにCD聞いたらザックがいない。ザックだけストレートプレイっぽい立ち位置。再録版発売時には(無いと思うが)ザックの「ターン、タッチ」等の掛け声入れてほしい。

ホモや性病、おっぱいと勃起に舞台上の上川さん。そしてこの自由劇場とくればそろそろ「春のめざめ」を観たくなる。浅利慶太後の劇団四季という意味ではうってつけの演目であるような気もするが、もう上演権持っていないのか。

カーテンコールでの「ONE」以外は女性陣の衣装はレオタード。特にシーラは裸を感じさせるレオタードなので毎回目がいってしまう。今回は恒川さん。アリエルの谷原さん、グリンダ・クリスティーヌの苫田さん、ジャスミンの岡本さん等、別の意味で観劇する人がいそう。

ザックの荒川さんが「踊れなくなったらどうする」と。コーラスラインという演目を超えて、劇団四季の役者として重く観客に伝わる。演技と人生がクロスする瞬間。荒川さんは踊れなくなったらどうするんだろう。ボチやスカットルも踊りあるし。セバスチャンはいける。そういう問題ではありませんね。みんな好きでここにいる。今を生きると。そこに悔いはない。

私も社会保険労務士でなくなったらどうする。2.6%の狭き門にしておいて、既存の社会保険労務士だけ保護されるわけにはいかない、と。大門へ向かう途中に考えさせられました。この2日だけで多くの社会保険労務士の受験生から撤退しようかどうか相談を受けました。

詳しくは↓に追記しておきました。下記のリンクを参考にしていただければと思います。

11/6追記

リンク→第47回(平成27年度)社会保険労務士試験

   アンサンブル
ザック荒川 務 塚田健人
ラリー政所和行 高橋伊久磨
ダ ン中村 巌 カイサータティク
マギー和田侑子 田邊祐真
マイク上川一哉 柴本優澄美
コニー髙野 唯 梅澤紗耶
グレッグ塚田拓也 中村彩乃
キャシー坂田加奈子  
シーラ恒川 愛  
ボビー丹下博喜  
ビ ビ松岡彩花   
ジュディ多田毬奈  
リチー深堀拓也   
ア ル川口雄二  
クリスティン引木 愛  
ヴァル三平果歩  
マーク大村真佑  
ポール斎藤洋一郎  
ディアナ朴 悠那  

 

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