マンマ・ミーア!劇団四季ミュージカル

16.8.31 四季劇場「秋」 MAMMA MIA! THE SMASH HIT MUSICAL

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ネット上では評判のよろしくない今回のマンマ・ミーアカンパニー。新旧コーラスラインメンバーが出演しておりどうも気になり水曜マチネに仕事を休んで突発。今はもう水曜マチネって言わないんだよね。昔は水曜マチネに新人をキャスティングする代わりにチケット代を安くしていたことも。

 CD発売後は初観劇。このCDなんで発売したんでしょうね。母音法と開口の悪いところを凝縮したようなCD。劇団四季を知らない人には頗る評判悪い。ライブCDにするなら、もっとブレスとればイイのに。知寿さんとは言わないがメグのときにだしてくれれば良かったのにね。

 そんな心配をよそに舞台は素晴らしい。ネットで批判している人は舞台観てないんじゃ?唯一の不満は最近オキニの丹下さんの出番が少ないくらい。光川さん、ドナらしくはっちゃけてたよ。おいしい役どころとしてはコーラスライン組、マークの大村さんがそのままの感じでマンマ・ミーア!に。ソロのダンスシーンを見た感じではマイクもイケそう。メグの20周年記念コンサート「手をすり抜けてSlipping Through My Fingers」ではドナの母性に焦点を当てていたが、やはりこのミュージカルはコメディ&エロでしょう。コメディミュージカルのアラジンよりコメディしている。原田麦子さんに注目。

 新旧ザック対決も面白い。 田邊さんは立っているだけで絵になりますね。コーラスラインだとほぼ声のみ出演なので、歌含めて観られるのはうれしい。この勢いでラダメスをそろそろ観たいぞ。なんて言うとハリー認定されそうだが。

 谷原さんの声、語尾が相変わらずカワイイ。ステージはエーゲ海をイメージした青。冒頭そのままアリエルのようにフライングするかと思った。そのくらい舞台に溶け込んでいた。ソフィはプリンセスへの登竜門的な感じだったが、最近は逆流的なキャスティング増えましたよね。リトルマーメイドが2ライン体制となることからアリエル役者が足りていないが、しばらくソフィでいてもらいたい。

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 四季劇場「春」「秋」のクローズまで1年を切った。周辺では解体工事が進んでいる。が、四季劇場「秋」の音響、特にサラウンドスピーカーの響きが良くなっている。声の粒が届く。新劇場では2幕冒頭レベルまで全体的に音楽の音量を上げるか重低音を響かせるようにしてくれればさらに良い。生オケじゃない分、音響さんには頑張ってもらいたい。

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 生オケで思い出したが、2階にはオペラ座の怪人の告知。来年3月の横浜公演は生オケなんだろうか。エンジェル像は?生オケじゃないとマエストロとのやりとりが。。。

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 入口正面はリトルマーメイドからノートルダムの鐘へ。チケット難となりそう。まもなく予約始まりますね。ノートルダムの鐘の上演はうれしいが、演目がDisneyばかりとなるのもどうなんでしょう。

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 マンマ・ミーア!カンパニーに元気をもらったので、明日の仕事がんばれそう。レインボーブリッジの渋滞に巻き込まれつつ帰宅。

男性アンサンブル 女性アンサンブル
ドナ・シェリダン 光川 愛   見付祐一 脇野綾弓
ソフィ・シェリダン 谷原志音   小林清孝 柿野麻季
ターニャ 高倉恵美   田口 暉 礒辺愛奈
ロージィ 鈴木釉佳之   沢樹陽聖 蒼井 蘭
サム・カーマイケル 田邊真也   近藤聡明 水田菜月
ハリー・ブライト 堀米 聰   塚田拓也 田村有香理
ビル・オースティン 脇坂真人   丹下博喜 中原詩乃
スカイ 岸 佳宏      
ア リ 原田麦子      
リ サ 若奈まりえ      
エディ 廣野圭亮      
ペッパー 大村真佑      

 

CDキャスト

男性アンサンブル 女性アンサンブル
ドナ・シェリダン 樋口麻美   雲田隆弘 加藤久美子
ソフィ・シェリダン 岡本瑞恵   玉城 任 小島由夏
ターニャ 八重沢真美   髙橋 徹 福井麻起子
ロージィ 青山弥生   川村 英 山中由貴
サム・カーマイケル 阿久津陽一郎   正木棟馬 菅谷有希
ハリー・ブライト 味方隆司   山下啓太 原口明子
ビル・オースティン 深水彰彦   山下純輝 脇野綾弓
スカイ 竹内一樹      
ア リ 朴 悠那      
リ サ 辻 茜      
エディ ハンドコ
アクアリオ
     
ペッパー 一和洋輔      


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