劇団四季ミュージカル「壁抜け男」生オケ復活

16.10.1 ソワレ 自由劇場


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劇団員の中にもファンが多いらしい「壁抜け男」。前回公演、下村さんと飯田さんのW以来の観劇。

今回生オケ復活。生オケ観て応援シリーズ。やはり、3人とは思えないほど心地よい音。カラオケとは音に包まれている感じが全く違う。音量も「流れるミュージカル」なので四季的なやや物足りない感が逆にパーカッションのインパクトが出で良かった。値上げしてでも最近の生オケ回帰志向は応援したい。

デュティユルの擦ったマッチの匂いや八百屋・娼婦の謎の煙の匂いが客席にも伝わってきてより舞台に引き込まれた。センター前方での観劇。「デュティユルの職探し」では飯田洋輔さんが寝っ転がった時の目線とちょうど合う。女性の飯田さんファンには堪らないのでは?

生オケになったのは良いが、全体的に初演時のベテランが増えたためか歌がやや弱い。ソワレだから疲れ気味? 公務員、八百屋・娼婦、画家あたり。演出スーパーバイザーの佐野正幸さんが画家に入れば良かったのにね。野獣が忙しくてそれどころではないでしょうが。

佐和由梨さんが八百屋・娼婦からM嬢(公務員)に復帰。懐かしい。戸田愛子さんも観たかった。ファントムと言えば高井治さん。横浜公演では哀愁漂うファントム演じてくれるかな。ファントム以外で高井さんを観るのはいつ以来だろう。「部長の発狂」「デュティユルの告発」あたりではオーバーアクションで演じてほしかった。

有賀光一さんの新聞売りは今日も元気。Twitterの「有賀壁抜け新聞」。壁抜け愛が溢れていますね。

カーテンコールで「一緒に歌いましょう」が無くなってました。その代わりに2度アカペラしてくれました。オケの人も参加して微笑ましい。

いつものように、四季劇場を越えて竹芝桟橋へ。

お台場の観覧車がキレイでした。

デュティユル飯田洋輔 ピアノ・コンダクター北方寛文
イザベル鳥原ゆきみ リード坂川 諄
部長/刑務所長/検事高井 治 パーカッション村居 勲
八百屋/娼婦はにべあゆみ   
デュブール医師/
警官2/囚人/弁護士
明戸信吾   
B氏(公務員)/
警官1/看守1/
ファシスト
川原洋一郎   
C氏(公務員)/乞食/
看守2/裁判長
増田守人   
画  家澁谷智也   
M嬢(公務員)佐和由梨   
A夫人(公務員)/
共産主義者
織笠里佳子   
新聞売り有賀光一   

 

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